カンビRGBプリントについて

カンビでは従来のオフセット印刷のクオリティーを損なうことなく少部数に対応するために、
富士フイルム社の最新機「JetPress750S」を採用いたしました。
社内テストを重ね、弊社の従来のオフセット印刷の品質と同等もしくは超えるものと判断いたしました。

カンビRGBプリントはご入稿いただきましたRGBデータの特性をできる限り再現することを目指しております。
JetPress750Sは従来のオフセットインキよりも色域の広い新開発の特殊インキを使用することでRGBデータに近い鮮やかな仕上がりになります。
なお、部数や紙質によってはカレイドインキを使用したオフセット印刷で対応いたします。
カレイドインキオフセットにつきましても過去の経験からよりRGB特性に近い仕上がりに自信を持っております。
KANBI LIVREのカンビRGBプリントはJetPress750Sとカレイドインキオフセットで皆様の作品作りのお手伝いをさせて頂きます。
（カレイドインキについて、詳しくはこちらをご覧ください。）

JetPressとオフセット印刷の使い分けは弊社のお任せとさせて頂いております。
お客様のご希望などがありましたら遠慮なくお問い合わせください。

カンビRGBプリントのご利用につきましては、RGBで作成した表紙データをご用意頂き、
発注書の表紙印刷で「RGBデータ入稿→片面カンビRGBプリント」を選んでいただくだけで追加料金はございません。
この鮮やかさ是非お試しください。

★その１：CMYK印刷では不可能だった色域の再現が可能に！

従来、RGBデータを印刷する場合はCMYKデータに変換する必要がありましたが、JetPressでは直接RGBデータの特性を生かしたまま印刷することが可能になりました。
さらに、色域の広い新開発のインクを使用することで、これまでプロセス4色では再現できなかった色域を広く表現することが可能です。

★その2：カラープロファイルの埋め込みができないソフトでもご入稿OK！

JetPressでは従来オペレーターが行っておりましたCMYK変換が不要になり、プロセス4色の色域を超える独自のRGB発色印刷が可能になったためカラープロファイルの埋め込みがなくても、印刷が可能になりました。
このため、カラープロファイルの埋め込みに対応していないペイントソフトをご利用のお客様でも、よりお手軽にデータをご入稿いただけるようになりました。
※カラープロファイルの埋め込みが可能な場合は埋め込んでいただくことを推奨しております。カラープロファイルを埋め込んでいただくことにより、よりお客様の想定している色味に近い色味で印刷することが可能になります。

(1)　紫～ピンクが特に鮮やかに発色します。

(2)　これまでの印刷では再現しにくかった、くすみのない濃いブルーが、カンビRGBプリントでは階調も色再現も向上しています。

(3)　緑～黄緑色の階調が豊かに表現されるようになりました。緑は濃く鮮やかに、黄緑はより明るく発色します。

※ご注意※
・くすんだ色や淡い色をご使用のイラストの場合、CMYK印刷との差が感じられない場合がございます。
・カンビRGBプリントはRGBの色域を完全に再現するものではございません。
・蛍光色の再現はできません。
・データは8bitチャンネルでの作成をお願いいたします。16bitや32bitで作成されたデータは弊社の印刷には適しません。

☆カンビRGBプリントのカラーチャートをKANBI LIVRE通販にて500円(税込・送料込)で販売しております。
発色をお確かめになりたい方は是非ご購入ください。
KANBI LIVRE通販サイトへ

また、下記のリンクよりカラーチャートのPDFデータがダウンロードできます。
是非、モニター上やご家庭のプリンタで出力したものとカラーチャートを見比べてみてください。
PDFのダウンロードはこちら

従来のカンビRGBプリントの広色域インキ4色に特色オレンジと特色グリーンの2色のインキを加えることで
従来のカンビRGBプリントに比べ約120%、4色ノーマルインキ(CMYK)比では150%以上の色域表現が可能になりました。
さらにRGBの再現性を高めた「カンビ6色RGBプリント」ぜひお試しください。

【追記】2023年10月　完全リニューアル！
派手なRGB色をより鮮やかに表現！
特に、肌色の美しさを重点的に表現できるように進化しました！
明るいオレンジ・緑、彩度の高いピンク・紫・ブルーなどを多く含むイラストに向いています！

反対に、以下のようなデータは相性が悪いため、通常のRGB印刷をオススメいたします。
・全体的にトーンが暗いイラスト
・色の浅いイラスト(思ったような効果が感じられないことが多いため)
・上記の6色RGBが得意とする派手な色を含まないイラスト
・スミベタを多く含むイラスト(スミ部分が赤み・青みがかってしまい、純粋なスミ色ではなくなってしまいます)